歳をとると体が縮み硬くなる〜歪み進行と蓄積
施術後は、「早く歩ける」「お腹が空く」70代
親子で施術を受けに来ている70代女性Sさんと40代女性Hさん。
お母様のSさん、毎回「どこも何ともない(不調なし)」と言われますが、
Hさん「いつも膝だの、肩だの、あちこち痛いダルい言ってるじゃない」
Sさん「まぁ、そりゃぁ、歳をとれば、色々ある」
施術後の感覚変化についても、Sさん「別に〜」と言ってお帰りになりますが、Hさんいわく
「母はあー言ってますけど、毎回帰り道「何でかしら早く歩けるわ?」って言ってます(笑)」
「あと、施術後は胃腸の働きが良くなるみたいで、お腹すいた〜って(笑)毎回、ホントにわかりやすくて。子供みたいですよね」
体の動きにくさと胃腸機能の低下〜マス目の歪み
左から右へ、歪みの増加と加齢が進行中のイメージです。Sさんは右の状態です。

実際、Sさんは外見上の変化が分かりにくいタイプの方です。
高齢になるほど、中央のような外見上の左右差よりも「圧縮」が進行し、歪みが内部に押し固められたような状態が強くなります。
全体につぶされたようになっていくので、強度のO脚や背腰の丸まり(生理的湾曲の喪失)、脊柱管狭窄症などの問題が生じていきます。
加齢と共に「痩せない、背が低くなる」〜歪みの蓄積
加齢と共に「痩せない、背が低くなる」というのは、歪みと慢性疲労した筋肉による全身拘束の結果です。
Sさんのように、外見上やご本人の感覚変化が分かりにくい方の場合、イラストのように歪み・捻れを身体に押し込んでいる状態なので、関節の動きの低下や、胃腸の蠕動運動が低くなることは十分に起こりえます。
イラストはあくまでイメージですが、骨格細分化調整はこのようなマス目の歪みを調整します。
マス目の歪みを調整すると、押し込まれた捻れが解放されるような方向への変化が起こります。
→「老化と身体の縮み」
こうした捻れの解放により、「全身的な伸縮性の回復」「腸管の蠕動運動促進」「関節運動の回復」が期待出来ます。→「脊柱間狭窄症と骨格の老化」

→「腰椎側湾症事例」はこちら
・当方で行う「骨格細分化調整」は医療行為ではないため、病気の治療を目的としたものではありません。「より良く立てる身体作り」を目的に行う骨格調整です。
・成長過程で、変形し、形作られた背骨の曲がりの改善や変化を目的にするものではなく、「重力との関わり方」の変化による不必要な筋緊張の減少、それに伴う身体変化が期待されるものです。
・結果には個人差があります。