中心軸をつくる 骨格細分化調整

私達は「より良く立てる身体」を求めて、様々な整体や身体の使い方の研究をしてきました。そして臨床の中で「マス目の歪み」という、今までにない身体の整え方が確立し、「骨格細分化調整」と名付けた現在の調整方法が生まれました。
調整の進行に伴い、中心軸が形成されてくる特徴があり、立てない、歩けない、発達障害、脊柱側湾症、向き癖、外反扁平足、尖足、斜頚、斜視など、非常に多くの問題に変化がみられる事がわかってきました。そして調整を受けた子供達のその後の成長経過から、早い段階で中心軸が形成された子供達の成長が、とても良好である事もわかってきました。
骨格細分化調整という、新しい角度からの身体アプローチ方法を、より多くの皆さんに知って頂きたい。そして、未だ原因の解らない様々な問題、次世代の健康維持・向上のお役に立てればと考えています。
構造的正しい「姿勢」「身体の使い方 理論編 改訂版

本書は、人体の解剖学的内容ではなく、日常生活の中での具体的な動作からの解説本です。理論編は、わかるようでわからない「正しい姿勢」や「身体の使い方」についてを、赤ちゃんの発達から考え、構造的な観点から解説したものです。 改訂版では、全体を三部構成に分け、順序入替え、補足、イラストの追加など、より全体像が把握しやすい内容になっています。第一部では、姿勢が崩れるとは、どういう事か?何故、姿勢が崩れてしまうのか?姿勢が崩れると、どうなっていくのか?についてと、間違った姿勢認識や生活習慣と老化姿勢の共通点から、不良姿勢の問題点を明確にしています。第二部では、「座り方」「立ち方」「歩き方」「呼吸」など項目別に、豊富なイラストで分かりやすく説明しています。第三部では、相互的な理解を深め、すぐに実践できる簡易的内容を紹介。一般の方から、整体や運動などの指導者にも役立つ内容です。他、YouTube動画「構造トレ」で実演している発勁、達人の動き、トップアスリートの運動構造を身に付けるための、土台、姿勢、動きの原理が書かれたものです。
構造的に正しい「姿勢」「身体の使い」実践編 改訂版

実践編では、構造的に正しい「姿勢」「身体の使い方」を身に付けるための「構造トレーニング」を紹介しています。優しく揺らしながら身体の意識を高める揺動運動を中心に、重心点から中心軸などの目に見えない意識(体性感覚的潜在意識)を高めるトレーニングと、具体的な日常動作のポイント、運動時に間違えやすい注意点など多角的なアプローチから、日常動作の改善に取り組む内容です。一般的な筋トレ、ストレッチ本ではありません。一生行える安全で効果的な健康法、本気で姿勢や日常動作の改善に取り組みたい方に向けた本です。点で立つ、タントウコウ、本来の腕の存在「肩甲関節体」など、武術のレベルアップにも有益な情報が記載されています。改訂版では、より全体像が把握しやすいようにイラストが増え、トレーニングの順序も大幅に変わっています。